(4) ホームページ制作会社に修正依頼する際の注意点と委託先の見直し

 

(4) ホームページ制作会社に修正依頼する際の注意点と委託先の見直し

ここまで3回に渡って、歯科医院のホームページには「歯医者」というキーワードを入れるべき、というブログ記事を書きました。地元の歯科医院を探す際には、実に52%の人が「地名 歯医者」というワードでネット検索しています。

本記事では、ホームページ制作会社に「歯医者」加筆を依頼する際、および委託先を見直す際の注意点について解説します。

1. ホームページTitleや本文の修正は簡単な作業

先生が契約しているホームページ制作会社は、サイト作成時にSEO対策(検索順位対策)もやりますとおっしゃっていましたでしょうか?それにも関わらず歯医者というキーワードがホームページ上にない場合は、すぐに対応してもらいましょう。

ホームページのTitleや本文の加筆・修正はほとんど手間がかからない作業ですので、繁忙期でなければすぐに対応できるはずです。簡単な修正であれば、Wordで作成した文章を一部修正して見直すくらいの作業だとお考えください。おそらくお客さんとのやり取りの方が時間がかかるかと思います。

委託しているホームページ制作会社とSEO対策の契約を行っていなかったり、医療系の制作会社でない場合はサイト修正の手数料を払わざるを得ませんが、もし高額の修正費用を要求された場合は制作会社の変更も考えた方がいいかも知れません。

2. ホームページ制作会社を見直すタイミング

ホームページ制作会社の中にはお客さんにサイト作成の知識がないのを利用し、オプション料金を相場より高めにして儲けようとしている会社があります。もしホームページのTitleや本文の簡単な修正で高額の見積もりが出たら制作会社を変えたほうがいいでしょう。そもそも、歯科医院のホームページに歯医者というキーワードが入っていない時点で制作会社の見直しをすべきです。

ただし、ホームページ制作会社を変更すると余計なコストがかかりますよね。そこで、もし先生のサイトがスマホ対応・常時SSL化(https化)していなかったら、これら対応のタイミングで制作会社を変更することをお勧めします。

3. ホームページのスマホ対応と同時に見直す

ホームページのスマホ対応化はサイトを1から作るのと同じくらい手間がかかりますが、スマホから歯科医院を検索する割合は現在50%を超えていますので(Google AdWord キーワードプランナー調べ)早く対応したほうがいいでしょう。

スマホ対応はホームページに「歯医者」を加筆することより重要ですので、ホームページ制作会社を見直す絶好の機会かと思います。なお、スマホ対応はSEO対策的にも直接・間接的に有効です。

4. ホームページの常時SSL化(https化)と同時に見直す

もしホームページをスマホ対応させるなら、必ず常時SSL化も同時に依頼してください。スマホ対応が済んでいても、近い将来常時SSL化させる必要に迫られます。サイトURLがhttpsで始まっていれば、そのホームページはSSL化されています。一方、httpで始まっていればSSL化されていません。

「常時」SSL化とは、使用しているドメインの全てのページがhttps化されている状態をいいます。ラボコートでは、labcoat.jpドメイン全てのページでhttpsから始まるURLになっており、常時SSL化されています。

常時SSL化を必ず行わなければならない理由は、近い将来、SSL化非対応のホームページは閲覧時に警告が出てしまうからです。本来の一番の目的はセキュリティ強化です。詳しくはこちらのブログ記事に書きました。

実は現在でも、クリニック・歯科医院専門のホームページ制作会社の中には、新規サイト作成案件にもかかわらず、常時SSL化していないホームページを納品している会社があります。

これは非常に罪深いことです。なぜかと言うと、新規サイト作成の場合は常時SSL化の対応・非対応で制作の手間が全く変わらない一方、一度制作したSSL非対応ホームページをSSL対応に修正するのはとても手間がかかるからです。

以前はSSLの証明書が有料でしたが、現在は無料で取得できます。またサイトのSSL化はこの数年で急激に増加しています(下のグラフ、HTTP Archiveより )。このような状況で、ホームページ制作会社自身のサイトすら常時SSL化していない会社はやめておきましょう。

この常時SSL化もスマホ対応と同様、SEO対策上、直接・間接的に有効です。

5. ホームページのWordPress化と同時に見直す

WordPressとは、専門的なプログラミングの知識がなくてもホームページの新着情報やブログ記事などを更新できるホームページ管理システム(CMS、Contents Management System)です。元々はブログ用のシステムでしたが、その汎用性の良さから現在では大手企業やクリニック・歯科医院のホームページにも使われています。

一方で、ホームページ制作会社には独自のホームページ管理システムを開発・運用している会社もあります。先生のホームページがどの管理システムか一度問い合わせてみましょう。

もしWEB制作会社独自の管理システムの場合、お客さん側にとってとてもリスクがあります。もしその会社が倒産したら運用していたホームページを復旧できない可能性があります。また、倒産に至らないまでも、経営上苦しい場合はシステム自体が更新されなくなり、セキュリティのリスクやスマホ化などの変化に対応できなくなる可能性があります。

それではなぜWEB制作会社が独自の管理システムをつくるかというと、お客さんの囲い込みができるから、この1点に尽きます。お客さん側にな何のメリットもありません。

WEB制作会社側は、歯科医院やクリニックに特化した管理システムだと宣伝しているかも知れませんが、それはWordPressでも作れます。

WordPressは2017年8月現在、国内シェア約8割(W3Techs国内データより )、世界シェア6割(W3Techs海外データより )を占めているホームページ管理システムです。

このWordPressを使うメリットは、システムが世界中のボランティアによって毎日更新・改良されており、商用利用も無料である点です。また、これだけのシェアですので、ホームぺージの管理を他社に変更することも容易です。

見方を変えれば、WordPressはメリットが大きいからこれほど多く利用されているとも言えます。

6. まとめ

もし、現在のホームページ制作・管理会社が歯科医院やクリニック専門にもかかわらず、歯医者という重要なキーワードを忘れているようなら、委託先を見直すいい機会だと思います。

その際、既にWordPress対応・スマホ対応・常時SSL化されたホームページなら容易に引っ越せますが、そうでない場合は1から作り直すことも考えてください。

ホームページのスマホ対応はすぐにでも行うすべきですし、常時SSL化はこの1~2年のうちに対応が迫られます。また既述の通り、長い目で見るとWordPress対応しておくべきです。

これらの点を踏まえた歯科医院・クリニック系ホームページ制作会社を選ぶポイントを、以前ブログ記事に書きましたのでご参考ください。

  1. (1) 歯科医院のホームページに必ず入れるべきキーワードとは?
  2. (2) 競合の歯科医院はホームページに「歯医者」と書いているのか?
  3. (3) ホームページに「歯医者」というワードを入れる具体例
  4. (4) ホームページ制作会社に修正依頼する際の注意点と委託先の見直し