(2) 競合の歯科医院はホームページに「歯医者」と書いているのか?

 

(2) 競合の歯科医院はホームページに「歯医者」と書いているのか?

1. 新宿の歯科クリニックについて調べてみました

前回の記事 [(1) 歯科医院のホームページに必ず入れるべきキーワードとは?] で、ホームページに「歯医者」というキーワードを入れる必要性をご理解頂けたと思います。実に52%の患者さんが「地名 歯医者」という検索ワードで歯科医院を調べているのです(下の円グラフ、112の地名での結果をまとまたグラフ)。

それでは、実際に「歯医者」というキーワードを使っている歯科医院ホームページはどの程度あるのか、新宿の歯科クリニックについて調べてみました。なお、新宿では「新宿 歯医者」の検索ボリュームが「新宿 歯科」の約3倍あります。

まず、「新宿 歯科」で検索を行ったところ、上位20件中16件が歯科クリニックのホームページでした(下表のA歯科~P歯科、残り4件は歯科クリニックの紹介サイト)。

16件中Titleに「歯医者」と書いてあったホームページは7件でした。TitleはGoogle検索した際に表示される表題で(下図の赤)、SEO対策(検索順位対策)上重要です。トップページの本文に「歯医者」の記載があったのは10件でした。

DescriptionはTitle下の黒字の文として検索結果に表示されますが、Descriptionの代わりに本文の抜粋が表示されることもあります。Descriptionと本文のどちらが表示されるかは、Googleが検索ワードによって決めています。ユーザーはこの文章を読んでクリックするかを決めることもあることから、少なくとも間接的にはSEO対策上重要です。

2. 「新宿 歯医者」での検索順位が低いケース

表の青字で示したG、J、O歯科は「新宿 歯科」に比べて「新宿 歯医者」の順位を大きく落としています(圏外は100位以下)。これらの歯科医院は、Titleとトップページ本文ともに「歯医者」というキーワードを使っていないので、必然的にこのような結果となります。

J歯科は「歯医者」をKeywordに指定していますが、このKeywordsはホームページ閲覧者からは通常見えないので、現在ではSEO対策的にほとんど意味がないとされています。なお、J歯科のホームページでは「歯医者」がKeywordにもかかわらずTitleや本文で全く使っていないという、若干整合性の取れていない状況になっています。

見方を変えれば、これらG、J、O歯科はTitleと本文に「歯医者」という単語を入れるだけで20位以内に順位が上がる可能性があります。次の記事で詳しく書きますが、「○○町の歯医者 ○○歯科医院」というキャッチフレーズなどを付けることで対策を行います。

3. ホームページ自体の評価も上げる必要があります

M歯科はTitleと本文などに「歯医者」と記載されていますが、「新宿 歯医者」での検索順位は19位と低めです。M歯科は「新宿 歯科」での検索順位も17位と高くないことから、ホームページ全体としての評価が高くない可能性があります。そもそもキーワードを記述するだけで検索上位になればとても楽ですが、そこまで甘くはありません。

4. まとめ

「新宿 歯科」での検索上位10番以内の歯科クリニックは、全て本文に歯医者と書いてありますね。ただし、前回の記事の通り52%の検索が「地名 歯医者」であることを考慮すると、やはりSEO対策上重要なTitleやDescriptionにも入れるべきです。

歯科医院のホームページTitleや本文に「歯医者」と書くことは、ユーザー(患者)の視点から見てもメリットがありますので、特別な事情がない限り書くようにしましょう。

それでは次の記事で (3) ホームページに「歯医者」というワードを入れる具体例をご紹介します。

  1. (1) 歯科医院のホームページに必ず入れるべきキーワードとは?
  2. (2) 競合の歯科医院はホームページに「歯医者」と書いているのか?
  3. (3) ホームページに「歯医者」というワードを入れる具体例
  4. (4) ホームページ制作会社に修正依頼する際の注意点と委託先の見直し